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心の中にいる暴君を追放する [イライラを断ち切る]



こんにちは。


現代のアメリカでは、精神分析に通う人の多くは、
自己愛性パーソナリティ障害の人と言われています。


精神分析が、彼らをラクにするのかと思います。


もう一つの理由として、成果主義を奉じるアメリカの
企業文化の影響を見る事が出来るように思います。


現在アメリカでは、膨大な費用と時間の掛かる
精神分析に、保険会社が費用を
出してくれなくなりました。


お金持ちの成功者しか、精神分析を
受けられなくなってしまったのです。


すると、他のタイプの心の障害と比べて、
自己愛性パーソナリティ障害の人に、お金持ちが多い為、
そのような人たちが主な患者層になってきました。


ドライな人間関係、ドライな能力評価、
ドライな雇用体系。


成果主義とは、極端な言い方をすると、利益の為には
平気で「人の心」を犠牲にするシステムです。


さらに、同情などしないで、賃金をカットしたり、
人をクビに出来るシステムとも言えます。


このようなシステムで成果を上げたり、
評価されたりするタイプは、自分の為であれば、人を
平気で犠牲に出来る「暴君型タイプ」と言えるでしょう。


つまり成果主義とは「暴君型タイプ」の人が人の上に
立つ仕組みになっているのです。


アメリカのような競争社会では、自己愛の強すぎる事は、
自己愛性パーソナリティ障害であっても、ビジネス上で
有利に働く事があります。


それでは、そのような「暴君型タイプ」が、なぜ
精神分析に通うのでしょうか?


イライラはしていても、周囲はペコペコしてくれますし、
社会的に見れば成功者なのですから、精神分析に
通うという事は、少し不思議かもしれません。


アメリカでも、精神障害に偏見が残っていないわけでは
ありません。


ただしそれ以上に、専属のカウンセラーや精神科医を
持つ事が、むしろステータスと思われている事が
多いようです。


ですので、お金のある人や社会的地位の高い人は、
ちょっとした事で精神分析に通うわけです。
(呼び寄せたりする事もあるようです)


いずれにしても「暴君型タイプ」の人は、慢性的に
欲求不満を感じたり、虚しさを感じたりして、他人の
愛を受け入れる事の出来ない病んだ心になっています。


たとえ、成果主義のシステムで評価され、社会的には
成功していても、プライベートでもドライな
人間関係しか築けなかったとしたら。


心はどんどんつらいものになってしまうでしょう。


そうでなくてもアメリカ社会には、同僚や部下などに
弱音を吐く事が恥ずかしいとされています。


ときには、信頼やリーダーシップを失う文化的土壌が
あります。


妻や夫にさえ、本音を漏らして、それを相手が
気に入らないと、離婚の材料にされてしまう事すら
あるのです。


その上、あらゆる人間関係を「成果と報酬の関係」と
位置付けてしまうと、当然他人の愛など受け入れる事が
出来るはずもありません。


また、高すぎる自己評価の為に、相手の称賛が十分な
ものと思えず、どんなに称賛を受けても心が
満たされないというのが、このタイプの問題です。


さらには共感能力が足りない為に、人の好意や愛を
本物のものとして受け入れる事も出来ません。


本人もそこで悩み、精神分析に通うというジレンマが
生じるのです。


2009年に亡くなったマイケル・ジャクソンも、
自己愛性パーソナリティ障害の被害者ではないかと
思うフシがあります。


スターだからこそ、彼の周りには多くの人が集まって
きました。


彼らの目的は、マイケル・ジャクソンのお金であったり、
名声であったり、人脈であったりと、
「成果と報酬の関係」が多かったのではないでしょうか。


本当に愛してくれる人がいても、彼にはそのようにしか
思えなかったのかもしれません。


このような環境が、彼のイライラや孤独感を
大きくしたのではないでしょうか。


彼は精神分析医に掛からなかったのか、
信頼出来なかったのかは分かりません。


最後に主治医となった医師は、心臓の専門医で、心の
専門医ではなかったようです。


鎮痛剤や睡眠剤は大量に処方していたようですが、心の
ケアはしっかりと出来ていなかったのでは、と感じます。


いずれにしても、イライラが元で、自分の幸せ、才能や
名声や大金やファンや周囲からの愛を、実感する事が
出来なかった典型的なケースと言えるかと思います。


最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。


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