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姿勢を使い会議を効率的にする [ストレスを軽減する]



こんにちは。


ある会社の部長さんに、
「新製品の開発の為の良いアイデアが出ずに
困っている」と相談を受けました。


そこで私は、
姿勢と部屋のレイアウトについて
お話しました。


私たちのとる姿勢は、実は
脳と身体のプログラムに
従っています。


どのような姿勢をとると、
どのような感情が生まれるかは
偶然ではないのです。


その姿勢と感情の関係を誰よりも知り尽くし、
それを仕事のパフォーマンスに結び付けた
素晴らしい天才がいます。


誰だと思いますか?


誰もが知っている、
ウォルト・ディズニーです。


ディズニーは、業務内容に応じて、ふさわしい姿勢と
部屋のレイアウトを取り入れ、ふさわしい感情を
呼び起こす為、会議室を3つに分けたのです。


・「ドリーマーの部屋」


アイデアを出す。


・「リアリストの部屋」


実現の可能性を現実的に判断し、
具体的なプランを練る。


・「クリティックの部屋」


問題点・疑問点を
浮き彫りにする。


会議をする時は、
はじめに参加者全員で
「ドリーマーの部屋」に入ります。


おもちゃ、絵の具、粘土などファンタジーに
溢れる物がいっぱいで、壁中に絵が描ける、
そんな遊び心のある部屋です。


この部屋に入ると何を言っても構いませんが、
批判や分析は、絶対にしてはいけません。


企画の実現性や疑問点などは、とりあえず
後回しにして、とにかく自由に思い浮かぶ限りの
アイデアを出していきます。


会議中に「それは違うんじゃないか」と、
水を差される事がありませんから、
みんなアイデアが、どんどん出てくるのです。


アイデアが出たところで、全員
「リアリストの部屋」に移ります。


この部屋は「ドリーマーの部屋」よりも
少し小さく、楕円形に椅子が並んでいます。


集まったアイデアを正面に書き並べ、
実現させる為にはどのような計画が
必要かを、検討します。


この作業により、
良いアイデアだけが精査され、
プランが立てられます。


プランが絞られたきたら、
「クリティックの部屋」に
移動します。


クリティックとは、
「批評」という意味ですが、
あくまでも建設的な批判、分析です。


この部屋では「リアリストの部屋」で作られた
プランのリスク、疑問点や問題点を
客観的に検証していきます。


ディズニーは、この客観視出来る事を非常に重要に
思っていたので「クリティックの部屋」は、
他の2つの部屋とは別の建物にありました。


そして問題が見つかると、
再び「ドリーマーの部屋」に戻り、
問題を解決する為のアイデアを出します。


これを良い計画が出来るまで、
何度も繰り返したのです。


ここで大切な事は、参加者は
それぞれの部屋で、それぞれの部屋に
ふさわしい姿勢をとっていた事です。


ドリーマーの部屋では、
アイデアがたくさん浮かんでくるような
ドリーマーの姿勢。


いわゆるリラックス姿勢
(ストレス軽減姿勢)を、
各自がとっていたのです。


椅子も取っ払い、
全員が床に座り、
壁を眺めます。


目線は上、顔も姿勢も上向きで、
胸や肩は、思い切り開いていました。


絵の具がいっぱいあったのは、
色いっぱいの映像を描きやすくする為でした。
(ストレス軽減映像)


批判を一切言ってはいけない部屋なので、
「それはすごい」「おもしろい」という
リアクションのオンパレードです。


それらは、
「ストレス軽減口調」だったのです。


「リアリストの姿勢」では、
背筋も目線もまっすぐ、
前方の少し上を見る感じです。


データや情報を分析しながら
計画を立てるので、目線は前方を
しっかり見据えています。


アクションを促す姿勢ですので、
上半身が心もち前面に出ている感じです。


部屋のやや高い所にはスクリーンがあり、
みんなが同じ方向を見ています。


各自、色んな道具やパソコン、
資料を手に、口調は間違いなく
リズムがあり速いでしょう。


当然、
「クリティックの姿勢」もありました。


批判家といっても、
ここではあくまでも
「ポジティブな批判家」です。


「どこに、どのような
リスクや落とし穴があるか」


「万が一の場合は、
どのような対策をとるか」


などを、非常に冷静な目で見ながら、
客観的に起こりうる「良くない点」を
探していきます。


「クリティックの姿勢」では、
目線はやや下向き、かなり遠くの
斜め下を見る感じです。


もちろん、落ち込んでいるわけではありませんので、
背筋が伸びて、呼吸もゆっくりという所は、
「ストレス軽減姿勢」の要素を残しています。


まっすぐ一列に並び、
少し遠くにあるスクリーンを
突き放して眺めます。


ディズニーは、
この3つの部屋を、
年に何度も使っていました。


やがて部屋に入るだけで、
自然とその部屋にふさわしい姿勢になるよう、
皆に条件付けされていたようです。


この姿勢と、部屋を変化させながら、
もっともふさわしい心的状況を作り上げるテクニックは、
「ディズニー・ストラテジー」といわれています。


一般の会議で、
良いアイデアが
なかなか出ないのは。


・ドリーマー(独創的なアイデアを出す人)


・リアリスト(現実的に考える人)


・クリティック(批判的に考える人)


この3者が同席して、ドリーマーが
アイデアを出すなり、クリティックが
その芽を摘んでしまうからです。


新製品の開発で、困っていた部長さんの部で、
この「ディズニー・ストラテジー」をやりました。


するとなんと、
今までなかなか出てこなかったアイデアが
88個も出てきたそうです。


最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。


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